2020年3月28日土曜日

自給自足力について。

自給自足力につて。 最近、次男が本当によく笑う様になってきました。学校がある時は、塾や習い事宿題に追われ、ちょっと心配してしまうくらい笑わなかったので、少なくとも最近のこの様な忙しく無い時間は、彼に精神的なゆとりと笑顔をもたらしました。 さて、話しは大きくそれますが、最近の出来事が僕にもたらした考えとは、〝自給自足力〟つまりいかに自分の生活が、自分の力によって何とか生きていけるだけの物を生産できるか、についてです。 僕は以前にも書きましたが、ショーペンハウワーの「幸福論」において、彼曰く、「例えばAと言う輸出入に頼って自国を賄っている国と、 Bと言う自国の生産によって全てが完結賄える、と言う2つの国があったとして、あなたはどちらの国に住みたいか? その答えは、誰しも B国をとるだろ。何故ならば、A国は、例えば他の国が戦争などで国交が断絶された場合や、また取り引き国が国難で倒れた場合、途端に輸出入が中断され、国が窮地に追い込まれるのに対し、 自給自足力のあるB国は、その様な事があっても全然平気な訳である。」 僕は、この内容を国から個人の精神に置き換えて生活を現在もしていて、つまり、全てのあらゆる困難事象に遭遇しても、自国=自己で全て賄える精神、を構築すべく今も自己の精神の畑を耕して何とか精神を安立させる様努力してきました。 これまでは、事自分の精神的な部分のみの B国を目指して鍛えてきた訳ですが、昨今のこの様な事態では、先に述べた、物理的な B国、つまり自給自足力をも鍛えて行かねば、などと思う様になりました。 自分の仕事を考えた時にも、A国の様な輸出入が頼りの体制よりも、 B国を目指さないとダメなねかも知れない、と真剣に考えています。 今考えられるその物理的自給自足力の答えは、手っ取り早く考えると、今まで一度も経験した事がない 農業だと考えています。経験が無いので非常にハードルが高いですが、、、 この様な物理的にも精神的にも B国を目指す事には相当な努力が必要ですが、少なくとも自給自足力の割合を増やして行かねば、等と真剣に考えてます。 その為にはある程度の多くの自由な時間が必要だとも富に思います。最近の出来事はそういう事を真剣に考えさせられます。その為にも、また仮に日常が戻ったとしても、自由な時間の確保に努力し B国的な自分に移行ようと思います。 結論として、結局農業のできる人が一番強いのでは?と言うのが今現在の僕の考えです。 まずは庭にキュウリでも植えてみたいと思います。