2017年10月2日月曜日

蛾の第六感。

蛾の種類の中に メスが極端に少ない種類があり、その種のオスは、何キロも離れたメスを探し当てる能力があると言う。

大阪で言うと梅田にいるオスの蛾が天下茶屋のメスを探し当てる様なものです。

自然界には他にも、鮭の遡上や 渡り鳥など、産まれ故郷を探し当てるという、また葉っぱや木の模様そっくりな虫などもいる。その様な超ハイテクなナビや変身術を備えた動物は少ないない。

これらは、みな種の保存を目的とし、それを果たすべく身に付いた能力と言えますが、、

それにしてもこれは本当に驚くべき事です。

人間だと、地図やナビや羅針盤無しに正確にその場所に行く事はかなり難しいと思う。

しかし何故、その動物達は正確に探し当てる事が出来るのか?

ヘッセの今読んでいる、デミアンには次の様に述べられている。

「種を保存する、と言う強い意志から産まれた第六感がメスを探し当てるのだ。」と。

つまり、強い意志は、想像もつかない能力を育て上げ、第六感をも使い、やがてはその意志の目的にたどり着く、と言える。

最近、僕は意志によっていかようにも変化していけると信じています。
それは、先に挙げた動物達のそれぞれの素晴らしい能力が、明らかに実証してくれていると言えるからです。

ところで、政治家がよく使う言葉に、夢、希望、と言う言葉もある種同義語とも言えなくもないけれども、なんか耳触りが良すぎてもう一つ信用出来ない。意志、と言うのが一番分かりやすいのでは?と思う。